資産形成について相談したい!専門家の選び方を紹介します
医療の発展による平均寿命の延びや、少子高齢化などにより将来の年金や医療への不安がクローズアップされることが多くなりました。このような先行きが不透明な中で、自分の人生を安心して過ごすための資産形成に関心を持つ人が増えています。
一方、学生時代に資産形成の方法について学んだという人はどのくらいいるのでしょうか?適切な方法がわからず、預貯金だけに頼る資産形成になっている人も多いと思われます。
資産形成に対して十分な知識を持っていない人は、専門家に相談することで自分にあった資産形成の方法を効率的に学ぶことができると思います。信頼できる相談先や相談相手が見つかれば、いろいろとアドバイスがもらえて便利ですよね。
この記事では、自分に合った相談先の見つけ方や、注意点などを総合的に解説していきます。
資産形成をしっかりと行うためには相談することが大事
結論から申し上げると、資産形成を行っていく上では、専門家に相談することが最も近道です。
自分のライフタイルや夢、また家庭の状況などを他人につまびらかに見せることに抵抗がある人もいると思いますが、それらの情報を可能な限りお見せして専門家から意見をもらうことは大変意義のあることです。
資産形成のために、なぜ相談が必要か?
資産形成をする上でなぜ相談が必要になるかというと、資産形成・運用には専門的な知識が必要だからです。資産形成を始めたいと考える人の多くは、まず何から手をつけたら良いかが分からないケースが大半です。
もともと金融や経済に詳しい人ならば、自ら調べていくこともできますが、一般の人にとって専門外の分野に時間を費やすことは難しいはずです。そこに時間をかけるのであれば、もっと自分の得意な分野や興味のあることに時間をかけたいと考えることでしょう。
もし、そのような考えを持つならば、金融業界での実務経験者・資格保有者に相談することで、短時間で自分に合った資産形成の的確なアドバイスを受けることができます。
相談をすることで得られるメリット
資産形成を専門家に相談することで、相談者は自分だけでは考えつかなかった様々な選択肢を手に入れることができます。
また、資産形成は現在の貯蓄や、家族構成などから、人それぞれで設定する目標が違います。専門家の経験と知識を借りることで、より自分の目的に近い、性格に合致した資産形成方法を提案してもらうことができます。
相談することのデメリット
どの専門家も経験と知識が豊富ですから、多くの場合は役立つアドバイスとなるのですが、中にはフィーリングが合わないケースも存在します。専門家も人間ですから、専門家なりの主義や主張があります。その考えを押し付けてくる専門家がいるかもしれません。
資産形成のための相談相手の選び方
それでは資産形成のアドバイスを行ってくれる専門家にはどのような人がいるのでしょうか?また、どのような場所に行けばそのサービスが受けられるのでしょうか?サービスの特徴と利点についても見ていきます。
相談相手になってくれる専門家とは?
相談先としてよく挙がるのは、銀行・証券会社・FP(ファイナンシャルプランナー)・IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などです。
各サービスの特徴と利点の比較
銀行は、預金・投資信託・保険・債券などの金融商品を取り扱っています。銀行は人々にとって身近な存在で、気軽に足を運びやすいことが利点です。相談したいときは店舗を訪れてもいいですし、オンラインで相談することもできます。
証券会社は、株式・投資信託・保険・債券などの金融商品を取り扱っています。証券会社は、投資家が金融商品を購入する際の手数料や、自社で金融商品を運用して利益を上げています。つまり資産運用のプロ集団であり、銀行などに比べて、より専門性が高いといえます。
FP(ファイナンシャルプランナー)は、金融・不動産・保険・年金などの人生における資金計画を総合的にアドバイスしてくれるお金の専門家です。
FPから直接金融商品を購入することはできませんが、資産運用以外にも、教育、年金、保険、住宅ローン・税金などを考慮した広い視野での資産形成のアドバイスを受けることができます。
商品の購入目的ではなく、総合的な資産形成のアドバイスを受けたいときにFPに相談すると良いでしょう。ただし、FPの知識を資格として証明する国家資格(ファイナンシャル・プランニング技能士)を全てのFPが所有しているとは限りません。資格を持つFPに相談したい場合は、事前に確認しておくようにしましょう。
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、資産運用のプロであり、証券会社や銀行などの特定の組織に属しない独立した金融アドバイザーです。
日本ではあまり馴染みがなく、資産形成の相談をするときにまずIFAに相談しようと考える人は少ないですが、独立した立場で中立性の高い金融商品の紹介や、資産形成の相談に乗ってくれるので、IFAに相談するメリットは大きいと考えられます。
相談時の注意点
資産形成の相談は、自分の大切なお金のことだからこそ、余計なトラブルが起こらないようにしたいものです。アドバイザーの信頼性や、相談に行く前の準備など、注意しておくべき点を解説します。
アドバイザーの信頼性の確認方法
資産形成の相談をする上で最も注意しなくてはならないのは、アドバイザーの信頼性です。
銀行や証券会社などは企業である以上、自社の利益を一番に考えます。そのため系列会社の金融商品を優先して紹介することも多く、その結果、相談者の意向にそぐわない金融商品を勧められることもあります。資産形成の相談をどこで行うにしても、担当者が信頼できる人間かどうかを見極めることを忘れないようにしてください。
また、投資に対して自分でも最低限の知識を持っておいた方がいいでしょう。専門家に相談することで的確なアドバイスを受けることができますが、投資に回すお金は自分のお金なので、納得して資産運用を行うためにも、事前に勉強しておくことをおすすめします。
相談費用や提案内容について
資産形成の相談に行く前に、事前に準備しておくべきことがいくつかあります。
そのひとつが相談費用です。相談にかかる費用は場所によって違うので、事前に調べて比較しておくことで余計な出費を抑えることができます。
相談に行く場合も、自分の資産形成に対してできるだけ具体的なイメージを用意しておくと良いでしょう。資産形成の目的、目標とする金額などをあらかじめ明確にしておけば、アドバイザーも商品の提案がしやすく、話がスムーズに進みます。
資産形成のための相談場所の選び方
資産形成の相談方法は大きく2つあります。ひとつは実際に店舗や事務所を訪れて対面で相談する方法。もうひとつは、自宅にいながらオンラインで相談する方法です。
自分に合った資産形成を行うためにも、インターネットで複数候補を探して、比較検討をしておきましょう。
おすすめの資産形成相談サービス
日本にはFPやIFAが所属する数多くの資産形成相談サービスや会社が存在します。これらの相談サービスは系列会社の商品を扱う銀行や証券会社と比べ、中立の立場でアドバイスをしてくれます。より自分に合った商品を選びたい人におすすめです。
日本FP協会のホームページには「FPに相談する」という項目があり、全国のFP資格者を検索するサービスを提供しています。地域、年代や性別で絞りこむことができるので、自分と相性が良さそうなFPを探していくことができます。
銀行や証券会社は、手数料が高く、取り扱う商品が少ないケースもありますが、店舗数が多く気軽に相談できることが利点です。大手の企業ならば安心だし信用できると考える人は、一度話だけでも聞いてみると良いのではないでしょうか。
ユーザーレビューや評価を参考にする
いずれのサービスを利用するにしても、初めて利用するのであれば第三者からどのように評価されているのかを調べておくと安心です。事前にインターネット等でユーザーレビューや評価を確認しておくようにしましょう。
まとめ
先述のとおり、資産形成の相談先は、銀行・証券会社・FP・IFAなどさまざまなものがあります。相談先は自分の性格や、資産形成の目的などを考慮して選ぶ必要があります。
しかし、どの相談先を選ぶにしても信用のできる会社を選ぶことが重要です。事前の準備をしっかりと行ってから相談するようにしましょう。
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じっくりと向き合いたい場合は対面で、空き時間に気軽に相談したい場合はオンラインで相談することが可能です。
資産形成の相談先の選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
ソナミラ株式会社 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第 1010号