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社会人なら知っておきたい!「お金のキホン」がわかるクイズ大会を開催!

目次

本記事をご覧の皆さま、こんにちは。フリーライターの”紳さん”と申します。 突然ですが、あなたはお金のことをどのくらい知っていますか?貯金、年金、保険、投資、税金。この世のなかはお金に関するサービスや制度に溢れています。これらを計画的に、そして有効に活用して大切な財産を築き上げていきたいですよね!でも、お金に関する正しい知識をちゃんと身につけている人って意外と少ないんじゃないですか?というわけで、一般的な社会人のお金の知識の実態を調査すべく、とあるIT企業にお邪魔してクイズ大会を開催することにしました。

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司会の紳さん


挑戦していただくのは、社会人1年目のフレッシュな新卒と、その先輩です。それでは軽く紹介させていただきます。

<参加者の紹介>

Aさん

Aさん
新卒・社会人1年目の20代。Web関連のディレクターとして活躍中。お金に関することにも興味津々のおてんば系ガール。好きなものは「お酒」とのこと。




Kさん


Kさん

社会人6年目の20代。人事担当として活躍中の脂が乗ったナイスガイ。「先輩だし、お金に関する知識は人並みにある」と豪語するが、はたしてその実力は。


Tさん


Tさん

新卒・社会人1年目の20代。明るくフレッシュな営業マン。Aさんとは同期入社なのでお互いに負けまいと意識している。

ルールを説明!賞金は…?

司会者と参加者たち


以上のメンバーでクイズ対決をしていただきます。

紳さん:それでは皆さん、よろしくお願いします。それぞれの意気込みはどうでしょうか。

A:最近、お金に関する勉強をしていたのでわりと自信があります。

K:先輩だし、最年長なので負けられないですね。

T:ちなみに優勝するとなにかもらえたりするんですか?

紳さん:あ、言い忘れてましたが、優勝者にはAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントします。

喜ぶ参加者たち


一同:ホントですか!?やった〜!!

意気込む参加者たち


A:絶対、負けない。優勝したらお酒買って、お母さんと一緒に飲む。

K:親孝行だね。だけど、僕が優勝してルンバを買うんだ。

紳さん:5,000円でルンバ買えないでしょ。

T:お金は「勝ち取るもの」だと思ってるんで。僕が勝ちます。

A:ちなみに、何が欲しいの?

T:優勝したら、少し良い水を買います。

K:なにそれ。

紳さん:(5,000円でテンション爆上がりか。お金の力ってすごいな)

司会者の紳さん


紳さん:そしてルールですが、クイズは全10問で、一問一答のパネル回答方式。正解すると1問につき1ポイントで、最終的に合計ポイントが高い人が優勝となります。

T:最後の問題に正解すると3ポイントとか、難易度の高い問題だけポイントが高いとか、そういうのは?

紳さん:ないです。10問とも全部、だいたい同じ難易度と同じ得点にしてあります。

T:なるほど。

A:実は最近、自分でも勉強中で、○○○○とか○○○○(代表的な金融商品)をやり始めてて…

紳さん:!!!

司会者の紳さん


紳さん:ピピーーーー!!(ホイッスル音)

A:え?

紳さん:これからクイズをやるって言ってるでしょ。うっかり口を滑らせて答えになりそうなことを言わないように。

A:え、あ、はい(なんだこれ…笑)。

司会者の紳さんとAさん


紳さん:次、同じことをしたら家に帰ってもらいます。

A:しゅん…

T:(意外と厳しいな)

紳さん:それでは始めましょう。画面の前の皆さんも一緒に答えを考えてみてくださいね!

クイズ大会前半戦スタート!

【第1問】商品やサービスなどの物価が継続的に上昇し、通貨の価値が下がる状況をなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


紳さん:それでは、回答を一斉にオープン!

A:インフレーション

K:デフレ

T:デフレ

紳さん:おっと、最初から答えが割れましたね。

A:あれ?デフレだっけ?

紳さん:正解は、インフレーション!!!Aさんだけ正解!

A:わ、やったぁ!

【答え】インフレーション(インフレ)

【解説】「インフレーション」というのは、物価が上がることでひとつものを買うのに今まで以上にお金が必要となり、お金自体の価値が下がっている状態のことを言います。一般的には物価が上がることで企業に入るお金もふえ、働いている人のお給料などもあがってお金を使うようになるため、お金が循環して経済が発展し、景気もよくなります。

クイズの参加者たち


K:そっちか〜〜!

T:今のひっかけ問題でしたね。次からは大丈夫です。

A:次の問題、お願いします。

【第2問】1ドル120円だった円が1ドル100円になる状態をなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:円高

K:円安

T:円高

紳さん:正解は円高!!Aさん、Tさんが正解です。

K:うへぇ、やっちまった…。

紳さん:たまに混乱して、どっちがどっちかわからなくなりますよね、円高と円安って。

【答え】円高

【解説】「円高」とは、円の価値が高くドルの価値が下がっている状態のこと。より少ない日本円で多くのドルを手にいれることができるので、海外旅行へ行く際は旅行代金自体も現地で買い物をするのも、お得になります。一方で日本の商品を海外へ輸出する際の価格が高くなってしまうので、輸出産業に影響がでるというデメリットも。

【第3問】国が発行し、利子または元本の支払い(償還)を行う債券のことをなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:国債

K:国債

T:国債

紳さん:お見事。全員正解です!

【答え】国債

【解説】「国債」とは国が発行する債券です。債券とは、お金を借りたときに発行する借用証書のようなもの。なかでも「個人向け国債」は発行しているのが国であり、証券会社や信用金庫、銀行など各種金融機関などで1万円から購入することができます。満期まで保有することで、基本的には元本割れすることなく元本と追加の利子を受け取ることができるため、安全性が高いと言われています。

紳さん:皆さん、調子出てきましたかね。それでは次の問題です!

【第4問】株式などの金融商品に投資をしたとき、通常はそれらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。ですが、金融商品から得られる利益が非課税になる制度があります。それをなんと言うでしょう?

考える参加者たち


A:(多分、アレだ…)

K:(わかるような、わからんような…)

パネルを持つ参加者たち


A:NISA

K:イデコ

T:一般NISA

紳さん:そうです、正解はNISA!

K:うわ。また間違えた…。

紳さん:年長者、ファイト!!

【答え】NISA

【解説】「NISA」とは金融庁が作った少額投資非課税制度のことで、一般NISAは年間の上限金額までの株式やREIT(不動産投資信託)などの利益が非課税となる仕組み。とくに投資信託を毎月一定金額購入する仕組みの「つみたてNISA」は月100円から始められ、難しい売買のタイミングを気にすることなく運用ができるため、初心者向けといわれています。

【第5問】自分で決めた額を積み立てて運用し、60歳以降に受け取れる私的年金制度のことをなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:iDeco

K:イデコ

T:ideco

紳さん:その通り、iDeCo!全員正解!

K:今度こそ合ってた…!

【答え】iDeCo(イデコ)

【解説】「iDeCo」とは厚生労働省が作った私的年金の制度。月最低5,000円から自分で掛金を拠出し、運用商品を選んで運用していきます。毎月の掛金が全額所得控除になるため現役時代もメリットがあり、運用で得た利益も非課税となるだけではなく、将来受け取るときも一定額が非課税となり税制のメリットがあります。

紳さん:さて、5問終わって、ちょうど半分まできましたね。ここまでの成績を確認しましょうか。

中間結果を発表

中間結果


紳さん:ただいま、Aさんが全問正解で5ポイント!Kさんが2ポイント、Tさんが4ポイントです。そして、あと残り5問となっております。

T:惜しいな〜。1ポイント差かあ。

A:私がこのまま優勝するから。

T:いや、まだあと5問あるから!

K:なんか、俺ちょっと恥ずかしくなってきた…。

紳さん:Kさん、大丈夫。ここから挽回しましょう。あと、ホイッスルを使う場面がなかなかないので、もうちょっと暴れても良いですよ。

K:いや、そんな余裕ないし、僕もう27歳なんで。

紳さん:そうですか。僕は今年で40歳になりました。それじゃあ、後半戦スタートということでホイッスル鳴らしますね!

ホイッスルを鳴らす司会者の紳さん


紳さん:ピピーーーッ!!!

K:(ホイッスル吹きたいだけやん)

クイズ大会後半戦スタート!

【第6問】「ふるさと納税」は、「生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度」です。寄付をすると返礼品が受け取れますが、実質的な自己負担額はいくらでしょう? この問題だけ3択で、選択肢は以下の通りです。

  • 2,000円
  • 5,000円
  • 10,000円

パネルを持つ参加者たち


A:2,000円

K:2,000円

T:2,000円

紳さん:お、全員正解!さすがに聞いたことがある金額でしたかね。

【答え】2,000円

【解説】「ふるさと納税」とは、好きな自治体に寄付をすることで、原則として実質負担額2,000円を超えた全額が所得税・住民税の控除となる制度。ふるさと納税をすることで私たちは地域の名産品などのお礼も受け取れて、寄付を受け取る自治体としては収入がふえ、地域の活性化などにお金を使えるなどのメリットがあります。

紳さん:ふるさと納税、お得に納税!それでは次の問題にいきましょう!

【第7問】日経が選んだ225社の銘柄で日本の株式市場の大まかな値動きがわかる指数のことをなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:インデックス

K:日経225

T:日経トレンド

紳さん:正解は日経平均株価ですが、日経225とも言います!Kさんお見事、大正解!!

喜ぶ参加者のKさん


K:キターーーーー!!

【答え】日経平均株価(日経225)

【解説】「日経平均株価」とは、日本経済新聞社が東証プライムに上場する企業のなかから選んだ日本を代表する225社の株価をもとに算出する指標のこと。市場流動性や業界のバランス、安定度などをもとに年に1回、構成の見直しがされています。日本株の代表的な指標として、投資信託や先物取引など金融商品の値動きにも影響しています。

紳さん:Aさんが初の不正解!面白くなってきました。続いての問題はこちら!

【第8問】投資金額に対する、利息も含めた収益の割合のことをなんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:元利率

K:かんぷ金

T:ROI

紳さん:はい、全員不正解〜!正解は利回りでした〜!

司会者の紳さん


A:あ、利回りって聞いたことある!

K:まったくわからんかった。

T:ROIの中に利回りも含まれてませんか?

紳さん:うーん、天の声(媒体運営会社)に審議入れるのでちょっとお待ちを。…ふむふむ、「ROI(投資利益率)はビジネスやマーケティング施策の費用対効果を測る指標であり、利回りとは異なる認識です」とのことです。じゃあ不正解!!

T:くぅ〜〜〜!

紳さん:全員、銀行系の保育園から人生やり直してください〜〜!

A:全員不正解だとめちゃくちゃ煽ってきますね。

K:銀行系の保育園ってなにやるんですか、毎日。

【答え】利回り

【解説】「利回り」とは、投資した元本が一定期間でどのくらいの利益を得られるのかを表す目安のこと。一般的に1年間に得られる利益のことが年利(年利回り)と呼ばれており、金融商品を購入するときの重要なチェックポイントとなります。額面金額に対して毎年受け取る利息の割合である利率との違いに注意しましょう。

紳さん:さあ、残りはあと2問です!悔いのないようにいきましょう!

【第9問】投資家から集めた資金を、専門家が株式や債券などに分散投資して運用する仕組みの金融商品のことを、なんと言うでしょう?

パネルを持つ参加者たち


A:ポートフォリオ

K:投資信託

T:ファンド

紳さん:正解は投資信託!ファンドも正解!

A:あ〜、やばい!

紳さん:ポートフォリオは金融商品の構成のことなので、雰囲気は近いんですが、不正解ですね。

T:よっしゃ、差が縮まってきた気がする!

K:ワンチャンあるかもな〜、これ。

【答え】投資信託(ファンド)

【解説】「投資信託」は投資の詰め合わせ商品。1つの投資信託の商品の中に、株式や債券、REIT(不動産投資信託)などいろいろな投資商品が入っています。また、日本やアメリカ、全世界、先進国など、各国別のものやさまざまな国がまざったものなどいろいろな種類があり、1つの投資信託でも分散投資ができるのがポイント。

紳さん:さぁ、ラスト1問を残して、Aさんが6ポイント、Kさんが5ポイント、Tさんが6ポイントと良い勝負です!Amazonギフトカード5,000円分をかけた最終問題はこちら!

【第10問】元金を運用して、元金についた利息ごと再度運用したとき、その利息にも利息がつくことをなんと言うでしょう?

考える参加者たち


一同:ぜんぜん、わからん!

A:うう…。最後にわからんのがきた。

K:聞いたことあるそれっぽい単語を書くしかないわ。カンで当てる。

T:……ピンチはチャンス!俺が絶対に勝つ!

司会者の紳さん



紳さん:泣いても笑ってもこれが最後!一斉に回答をオープン!!

パネルを持つ参加者たち


A:複利

K:再分配

T:キャピタルゲイン

司会者の紳さん



紳さん:…………。

A:……正解は?

紳さん:…………正解者はいます。

A:最後だからってめっちゃ焦らしてくる。

K:人間ってこんなに邪悪な顔できるんだ。

T:ドキドキ。

紳さん:正解は…………複利!!Aさん、おめでとう!!!

喜ぶAさん


A:やったーーー!!!!!

K:完敗だわ。良い勉強になった。

T:マジで?これって現実?

【答え】複利

【解説】「複利」とは、雪の上で雪玉を転がすと、転がすほど雪玉に雪がつき大きくなっていくイメージ。元金に利息をつけて運用し続けることで、運用する金額がどんどんふえていくのです。元金だけ運用し続ける「単利」よりも、「複利」の仕組みで長期運用することで最終的に得られる利益が大きくなるのがメリットです。

落ち込むTさん


T:延長で。もう2問ください。

紳さん:無理です。

というわけで、最終結果を見てみましょう!

最終結果を発表!

紳さん:結果はこちら!7問正解したAさんが見事優勝です!! 

最終結果


紳さん:おそらく一般的な社会人の平均正解数は5、6問ぐらいになる気がしますね。皆さん、今日はお疲れさまでした。最後に、クイズに参加した感想を聞かせてください。

クイズ大会の参加者たち


A:優勝できてとても嬉しいですし、お金に関する知識がそれなりにあることを証明できて良かったです。とりあえず賞金のAmazonギフトカードでワインを買ってお母さんと乾杯します。あと、同期のTくんとは差がついてしまいましたが、あまり私のことを意識せずに彼なりの長所を伸ばして頑張ってほしいと思います。

K:最年長でありながら点数が一番低かったことは恥ずかしいですが、お金について知る良いきっかけになりました。さっそく明日から勉強して、つみたてNISAとiDeCoから始めてみたいと思います。

T:この度はありがとうございました。優勝できて本当に嬉しいです。日頃から日本経済や株価の動向について深く考えているので、当然の結果だとは思いますが、今回の優勝に慢心することなく、日々精進していきたいと思います。

紳さん:皆さん、コメントありがとうございます。ただ、Tさんは2位なので、優勝はしてませんよ。まるで優勝したかのようなコメントですけど。

T:え、そうですか?

紳さん:今日は本当にお疲れさまでした。これにてお開きです。

まとめ

皆さんの正答率はいかがでしたか?お金に対する知的欲求が刺激されていれば幸いです。

今回、クイズ大会で出題した問題は、いずれも覚えておいて損のない知識ばかり。「社会人だから知っておかなくては…」という強迫観念ではなく、今回のように楽しみながら正しい知識を身につけていきましょう。

そして、お金に関する正しい知識は、きっと皆さんの人生をより豊かにしてくれるはず。もっと学びたいという方は、ぜひソナミラのほかの記事も読んでみてくださいね。それではまた!




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    「健康で豊かなミライにソナえる」をコンセプトに、マネー・ライフデザインをテーマとしたコンテンツを発信しています。 あなたの可能性を広げるため、読んでためになったと思える記事の制作を心掛けています。

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